株式会社コ・ラボの企業サイトブログ「自社企画」へようこそ。オリジナルブランド「NICELY」で販売するMilkomedaシリーズの誕生を投稿しています。今回の投稿では、ショーツの二つ目の構造について触れています。よろしくお願いいたします。
Milkomedaショーツにおける、もうひとつの構造的思想。
それは
「各サイズごとの設計寸法に、私たちの研究データを反映させた」
この一言に集約されます。
この一言にまとまりますが、分かりやすく説明しましょう。
人の体には、大きい/小さい、長い/短いといった個人差があります。
たとえ、メジャーで測って**“同じ数値”**が出たとしても、
見た目も、感じ方も、まったく同じにはならないのです。
このことを理解するには、「顔」を思い浮かべると分かりやすいでしょう。
たとえば、顔の“縦幅”が同じでも、目の位置、鼻筋、輪郭の形……
お一人おひとり、まったく違う表情をしているはずです。
その“違い”は、身体のあらゆる細部にも現れています。
そうして、あなたという唯一の体がつくられているのです。
けれど、私たちが普段目にするサイズ表(Mサイズ、Lサイズなど)は、
その違いを、ある種の“まとまり”として管理するための便宜的な指標にすぎません。
そして実際、多くの製品では、
MとLの型紙は、各パーツを単純に拡大・縮小する手法で作られています。
でも、それで本当に「あなたの形」に合うのでしょうか?
私たちは、この常識を見直しました。
Milkomedaショーツでは、サイズ展開においても、
ある一部の重要なパーツ寸法だけは“全サイズ共通”とするという、
逆転の発想にたどり着いたのです。
それが、私たちの第二構造
「オールクロッチセオリー」です。

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