株式会社コ・ラボの企業サイトブログ「自社企画」へようこそ。ここではオリジナルブランド「NICELY」で販売するMilkomedaシリーズの誕生を書いていおります。この第3章中々終わりませんね。私の中の鬱憤をこれでもかと吐き出しています。お読みいただく場合を想定し、かなりマイルドで優しい表現になっております。実際の様子は…皆さんのご想像、またはご経験の通りではないでしょうか?
私は下着業界という沈みゆく船に乗っている。
そしてそれは絶望へ向けて出港済だ。
下着業界は年々業績を下げ、
それを隠すように「肌着は下着の範疇である、なので統合で見ると業績は横ばいである」と論を張っている。
そして下請けへの態度は…既に散々ご紹介してきた通りです。
そこにリスペクトは無い。
私達がいなければ企画は進まない、そして生産のラインを動かすことは不可能なのに。
下がる報酬、変わる客先、少なくなるオーダー
そして私の場合はさらに四面楚歌
あらゆる角度が敵に見える…
根拠が薄いという理由で、新しい事業計画は社内から一歩も出る事は無かったし、発足する事もありませんでした。
「経験がないじゃないか?」
「色合わせは?」
「売り先は?」
「発送はどうする?」
「資材は誰から買う?」
「資金は?」
ネガティブな発言の辞書を作るとしたら、どうぞ私に聞いてください、
私が耳にした数々の人の意欲を削ぐ言葉を教えて差し上げましょう。
その中で私は思いました。
「誰だって初めての事はあるやろ?私達は生まれながらに型紙設計士であった訳じゃない。 何も知らないという状態から飛びだし、チャレンジする事でその未来を切り開いてきたはず」
会社で聞いた、「出来ない、そしてやらない理由の数々」はどこかで誰かが既に普通の業務として出来ている事であり、特別なことはない。資格が要る訳でもない。
ならば新しい事にチャレンジしないのは、沈む船に乗って、そのまま何もしないという事だ、そして沈んだ後で最後にはこう言うだろう。
こんなはずじゃなかった、船は沈まないと思っていた。
私達の船はもう沈みかけている。
その危機感が私を常に追い詰めました。そして「誰もが何かに敗れている」という教えに 矛盾を見たのです。
「何にも敗れていない者もいる 何にもチャレンジしなかった者だ」私はそうはなりたくない。
その思いが私を次のステージに引き上げてくれる
はずでした…
コロナがやってきた
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