自社企画

第1章4話 夢のかけらを握りしめ

株式会社コ・ラボの企業サイトブログ 「自社企画」へようこそ。ここでは株式会社コ・ラボのオリジナルブランド「NICELY」で扱うMilkomedaシリーズの誕生ストーリーを書き始めてみたものの、なかなか本題が始まりませんね…ゆっくりお付き合いください。


今の私は、ある程度大人なのですが、いつから今の私になったのか?
いつからこのように考えるようになったのか?
そしていつからこのように行動するようになったのか?

それは永遠の謎です。

下着の世界に入ったとき、
自分の中に、ひとつだけはっきりしていることがありました。

「それに興味はない」 でも、「それを理由に頑張らない」とは決めていない。

私は元々、やりたいことができなかった人間です。
自分の限界を超えた、はるか先にいる人たちを目の当たりにし、挫折を味わってきました。

でも、今こうしてここに立っていられるのは、
「社会が、こんな自分を受け止めてくれたから」でしょう。

プログラムの現場でも、教務の仕事でも、
私はずっと「自分ができること」を全力でやってきました。

何の役に立っているか、分からなくても。
ダメな自分を抱えたままでも。

どのような形であれ社会には恩があります。

受けた恩には報いらなければなりません。

それが、夢を確かに追っていた私を肯定する一握りの“使命感”でした。

「やりたいかどうか」なんて、もう関係ない。
今できることを、やるだけ。

それはきっと、あの言葉の答えだったんです。

「人を変えようとするな。自分が変われ」
「お前は、人の役に立てるヤツだ」

こうして私は今勤めている下着の会社に転職しました。 

世の中の大半の人が関わる事のないマイナーな世界です。

私の父の会社は、商品の企画 「こんなのあったらいいんじゃない?」というアイデアを出し、そして実際に手を動かして型紙の設計を行っており そして新しい下着の開発を主軸に据えていました。 

つまり下請けです。 

入社した当時私は、私達の会社の上にはメーカーやブランドがあって煌びやかな世界を下から支えているという構図を教えてもらいました。

そして私の指導をしてくれたのが私の姉です。

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