技術開発フェーズでは私達の思考上の案を脱さない「机上の空論」や専門分野外の機器、資材、部材の開発を待つような「現段階では不可能」という結論に達するケースも少なくありません。多難を乗り越え辿り着いた結果として、そのまま製品販売へ移行するケースと、権利化を行うケースに分かれます。新規性・進歩性がある事が認められ、充分に価値があるものに限り「特許」や「実用新案」の出願へと進みます。
権利化へ向けては時間と費用を掛けながら取り組みます。また出願要件を満たすために未発表である必要があり、基本的に出願を終えてからでないと、販売や宣伝をすることが出来ないため、その技術の真価を問うまでに大きな投資を伴います。当然のことながら権利化されたが誰の目にも留まらない技術となるケースも想定しなければなりません。では何故リスクを負ってまで権利化を行うのか? 理由の一つとしては、その技術を独占できる事にありますが、弊社では単に類似の抑制を求めるだけではなく、開発者としての責任を負う決意表明と捉えています。 弊社では8年の歳月を費やし2020年3月に第1号となる特許出願を行いました。
肌着・下着が属するインナー業界の市場は年を追うごとに縮小傾向にあります、一方で成長著しい業界では新しい技術開発が次々と行われ世間の注目を集めています。インナー製品に携わる者としては、新技術を生み出す事で微力ながら業界の発展と継続の一端を担える存在でありたいと思います。