自社企画

第4章6話 ショーツよりブラ? 見落とされてきた“主役”の話

株式会社コ・ラボの企業サイトブログ「自社企画」へようこそ。オリジナルブランド「NICELY」で販売しているMilkomedaシリーズの誕生を投稿しています。今回はショーツのお話です。ブラよりもショーツの方が…事実です。


ショーツのお話をしましょう。

そもそも、ブラジャーやショーツといったこれらの下着。
本来は、少し改まった呼び方があります。
それは「洋装下着」といいます

「洋装」とは、つまり“洋服”のこと。
普段、私たちが何気なく身につけている「服」のことです。

そしてその「服」を、快適に、綺麗に着るためのアイテムとして、下着は存在しています。

でも、少し考えてみてください。

「洋装」という名前が示すように、
その設計の基礎には、欧米に住む人々の骨格や体つき
がベースとしてあります。

やがて洋装は「服」に、洋装下着は「下着」となり、
文化的な背景を意識することなく、私たちの日常に溶け込んでいきました。

けれど、もし
普段から履いているショーツに、どこか**“違和感”や“なじまなさ”**を感じるとしたら。

それは、欧米人の体格に最適化された設計が、そのまま採用されているからかもしれません。

ここで、Milkomedaショーツの最初の構造的思想をご紹介します。

「日本人の、日本人による、日本人のためのショーツ設計」

それが、私たちが辿り着いた答えのひとつです。

この違いは、“圧倒的”と言っても過言ではありません。

私は、Milkomedaブラジャーの開発に、
数えきれない時間と労力を注ぎ込んできました。
構造に取り組み、特許を取得し、着用感を追求し続けました。

……が。

着用試験に参加してくださった皆さんが、口をそろえて言うのです。

「ショーツ、かなり良いですね!」

……いやいや、ブラの方を褒めていただけると…笑。

少しだけ複雑な気持ちになりますが、
これまでの経験すべてが、私をこの設計のレベルまで引き上げてくれたのだと、
今は素直に、喜ぼうと思います。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP